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第18巻 第12号 1985年12月 [目次] [全文 ( PDF 580KB)]
原著

食道の吻合部狭窄とその対策

藤田 博正, 川原 英之, 日高 正晴, 吉松 博

産業医科大学第2外科学教室

 食道の吻合部狭窄の成因について検討し,その対策として,教室で開発した拡張法を紹介した.食道吻合における吻合部狭窄の頻度は14%(12/92)で,このうち径9 mmの内視鏡が通過不能の高度狭窄例は7%(6/92)であった.吻合部狭窄は手縫吻合例より器械吻合例に多く,とくに外径25 mmのEEAを使用した症例に多かった.
 メラ製中山式食道内チューブ(Indwelling tube)を改造し,種々の型のブジーを作成した.とくにGIF-P3やBF-1TRをガイドとする内視鏡下のブジーは安全で有効であった.しかし,狭窄が高度なため内視鏡下電気切開を行った症例の半数(2/4)は再狭窄をきたし,頻回の拡張術を必要とした.

索引用語
食道吻合部狭窄, 消化管吻合器, 食道拡張術, 食道ブジー, 食道内視鏡的電気切開

日消外会誌 18: 2423-2428, 1985

別刷請求先
藤田 博正 〒807 北九州市八幡西区医生ケ丘1-1 産業医科大学第2外科

受理年月日
1985年7月10日

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