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第18巻 第12号 1985年12月 [目次] [全文 ( PDF 626KB)]
原著

本邦における食道癌手術後10年以上生存例の検討

森 昌造, 石田 茂登男

岩手医科大学第1外科

 食道癌手術後10年以上生存例についてアンケートによる全国集計を行い,集計された症例を種々の面から分析検討したので報告する.
 10年以上長期生存例を有する施設は47で,総症例数は387例であった.このうち非切除例は7例で,切除例は380例であった.切除例はすべて昭和47年9月以前に手術が施行されたものである.
 男女比では2対1と男性が多かった.腫瘍長径では6~10 cmが41%,進行度ではstage IIIが40%,組織型では扁平上皮癌が96%と多かった.術後最長生存者は28年で,10年以上現在も生存しているのは237例(62%)であった.生活状況は約88%が満足すべきものであった.

索引用語
食道癌の術後長期生存, 食道癌の術後生存年数

日消外会誌 18: 2429-2435, 1985

別刷請求先
森 昌造 〒020 盛岡市内丸19-1 岩手医科大学第1外科

受理年月日
1985年7月10日

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