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第18巻 第12号 1985年12月 [目次] [全文 ( PDF 586KB)]
原著

急性虫垂炎の超音波診断―手術適応判定への応用―

佐々木 政一, 嶋田 浩介, 藤田 一郎

海南市民病院外科

 昭和59年2月から60年1月までの1年間に,諸検査から急性虫垂炎が疑われた36症例に超音波検査を行い,腫大した虫垂像,あるいは腹腔内に腹水,膿汁などの貯留像がみられた超音波検査有所見例を手術適応と決め,手術を施行した.一方,上記所見が得られなかった症例は手術適応はないものと判断し,手術を施行しなかった.その結果,超音波所見は虫垂炎の病像や病変の進行度をよく反映するとともに,手術に際して有用な情報を提供することがわかり,また不必要な虫垂切除を避けることができた.このように,急性虫垂炎が疑われる際の超音波検査は,病像,病期の把握,および手術適応の判定に極めて有用であり,十分臨床的に応用可能と思われた.

索引用語
急性虫垂炎の超音波診断, 急性虫垂炎の手術適応, 腫大虫垂像, 腹腔内の液体貯留像

日消外会誌 18: 2464-2469, 1985

別刷請求先
佐々木政一 〒642 海南市日方1272 海南市民病院外科

受理年月日
1985年9月11日

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