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第19巻 第3号 1986年3月 [目次] [全文 ( PDF 875KB)]
原著

Borrmann 4型胃癌の臨床病理学的検討

山瀬 博史, 高木 国夫, 中島 聡総, 大橋 一郎, 太田 博俊, 高橋 知之, 土江 健嗣, 岡本 勝司, 久野 敬二郎, 梶谷 鐶, 加藤 洋1)

癌研究会附属病院外科, 同 病理部1)

 1950~76年の胃癌切除総数5,058例中Borrmann 4型胃癌は869例(17.2%)で,肉眼形態を巨大皺襞と糜爛の程度で4亜分類した.皺襞型:74例(10.6%),平均45.6歳,男女比1:3.1.初発部は胃底腺領域大弯側に多く,P(+),S3が多い.5年生存率(5生率)は13.9%,皺襞+糜爛型:73例(10.4%),平均51.2歳,男女比1:1.4.初発部は胃底腺領域,中間帯大弯側に多く,P(+),S3の他にnの進行が高度.5生率は5.7%と不良.糜爛+皺襞型:105例(15.0%),平均52.4歳,男女比1:1.0.胃全体に初発し,P(+),nの進行が高度.Sは中等度.5生率は6.0%と不良.糜爛型:448例(64.0%),平均52.5歳,男女比1:0.9.幽門腺領域,中間帯に多く,Stageの早いものも含まれ5生率は15.3%と比較的良好であった.

索引用語
Borrmann 4型胃癌の亜型分類, 胃癌5年生存率

日消外会誌 19: 645-652, 1986

別刷請求先
山瀬 博史 〒466 名古屋市昭和区鶴舞町65 名古屋大学医学部第1外科

受理年月日
1985年9月11日

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