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第19巻 第3号 1986年3月 [目次] [全文 ( PDF 563KB)]
原著

膵胆管合流異常の検討―特に形態と病像の関係について―

竹末 芳生, 三好 信和, 児玉 節, 横山 隆

広島大学第1外科教室

 膵胆管合流異常16例を拡張形態より,嚢胞状10例,紡錘状3例,非拡張型3例に分け,病像との相関について検討した.本症の病態は,(1)膵胆管合流異常,(2)胆道狭窄から成り立っているものと考え,また十二指腸乳頭部括約筋の関与も推察した.嚢胞状拡張型は,総胆管末端部狭窄を呈することが多く,そのため膵液の逆流が少なく,狭窄のための胆汁うっ滞による黄疸を呈すると推察し,胆汁うっ滞型とした.また紡錘状拡張型や非拡張型は胆道狭窄を示すことは少なく,膵液の逆流が容易におき,胆管炎をおこしやすいと考え,膵液傷害型とした.

索引用語
膵胆管合流異常, 先天性胆道拡張症, 胆道狭窄, 十二指腸乳頭部括約筋

日消外会誌 19: 659-664, 1986

別刷請求先
竹末 芳生 〒734 広島市南区露1丁目2番3号 広島大学医学部第1外科

受理年月日
1985年10月9日

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