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第19巻 第5号 1986年5月 [目次] [全文 ( PDF 986KB)]
原著

成分栄養法による大腸術前処置に関する研究―とくに抗菌剤の併用によるantibacterial preparationに関する実験―

横山 隆捷

東邦大学第3外科学教室(主任:鶴見清彦教授)

 Elemental diet(ED)をcolon preparationとして臨床に用いた場合,従来のcolon preparationに比較し,宿便(+)群での創感染発生率で,58.8%が15%に減少し,また縫合不全発生率で27.3%が6.7%に減少した.また大腸癌にともなう腸管の通過障害を想定し,ラットに狭窄モデルを作成した後,EDのcolon preparationとしての有効性を検討した結果,便重量は固型飼料投与群に比べ1/6以下に激減し,細菌学的検索においては,EDとKMおよびMetronidazoleを併用投与することで,好気性菌,嫌気性菌に対し,極めて有効な抗菌作用を示し,EDがmechanicalおよびantibacterial colon preparationとして有用なことを実証した.

索引用語
大腸癌手術, 術前腸管処置, 好気性菌・嫌気性菌, Elemental Diet

日消外会誌 19: 948-956, 1986

別刷請求先
横山 隆捷 〒153 目黒区大橋2-17-6 東邦大学医学部第3外科

受理年月日
1985年11月12日

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