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第19巻 第7号 1986年7月 [目次] [全文 ( PDF 560KB)]
原著

経皮経肝胆管ドレナージの合併症およびその対策

星野 正美, 大森 勝寿, 遠藤 清次, 吉田 典行, 有壁 譲, 渡辺 岩雄, 遠藤 辰一郎

福島県立医科大学第2外科

 教室におけるPTCDの手技はtwo puncture method,guide wire使用one puncture methodを経て,現在は超音波誘導下(US)guide one puncture methodへと変遷した.各穿刺法別の合併症は腹腔内胆汁漏出,腹腔内出血,胆管内出血などの重篤な合併症はtwo puncture method 17例では11.8~29.4%と高頻度に認められたが,one puncture method 50例では0~8%と低率となり,US guide one puncture methodではほとんど認められなくなった.しかし,カテーテル自然抜去のみはone puncture methodにおいても21.8%と高率に認められたため,トルクコントロール付きptt tail型留置チューブを開発し,17例に使用した結果,本合併症の発生を皆無に抑えることができ,PTCDをさらに安全なものと成しえた.

索引用語
経皮経肝胆管ドレナージ, 超音波誘導下one puncture method, 胆管ドレナージ合併症, トルクコントロール付きpig tail型留置チューブ, 閉塞性黄疸

日消外会誌 19: 1606-1611, 1986

別刷請求先
星野 正美 〒960 福島市杉妻町4-45 福島県立医科大学第2外科

受理年月日
1985年12月11日

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