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第19巻 第9号 1986年9月 [目次] [全文 ( PDF 561KB)]
原著

水素ガスクリアランス法による肝組織血流量測定―電磁流量計と水素クリアランス法の比較―

余喜多 史郎, 石川 正志, 古味 信彦, 篠原 祥三1)

徳島大学医学部第1外科, 同 麻酔科1)

 雑種成犬に,肝動脈・門脈分離測定可能な実験モデルを作成し,水素ガスクリアランス法(以下H2法と略す)を用いて,肝組織血流量を測定し,電磁流量計による測定値と比較することにより,次の結論を得た.
 (1)H2法において,血流量の算出にはクリアランスカーブが下降し始めて30秒後から2分以内において行うことが適当である.
 (2)肝動脈・門脈血流量比は電磁流量計では1対3.3であるのに対し,H2法では1対0.9であり,門脈血流量はあまり反映されなかった.この原因の1つとして,門脈血中残存水素濃度の影響が示唆された.

索引用語
肝組織血流量, 肝動脈, 門脈血流量比

日消外会誌 19: 1936-1941, 1986

別刷請求先
余喜多史郎 〒770 徳島市蔵本町2-50 徳島大学医学部第1外科

受理年月日
1986年2月12日

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