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第19巻 第9号 1986年9月 [目次] [全文 ( PDF 1203KB)]
原著

肝電顕像,光顕像からみた閉塞性黄疸解除前後の変化に関する実験的研究

岡村 広志

順天堂大学第1外科

 雑種成犬60頭を用いて総胆管結紮切離による閉塞性黄疸犬を作成し,閉塞2週,3週,6週に胆のう十二指腸吻合によって閉塞を解除し,閉塞解除前後の肝機能,肝の光顕像,電顕像の変化を検討した.胆管結紮後,肝機能値は急激に上昇,2週でピークに達し以後plateauとなる.光頭像,電顕像では2週で各変化が明らかとなり以後増強した.閉塞解除後は肝機能,光顕像,電顕像において,2週閉塞群にくらべ3週閉塞群,6週閉塞群の順に改善が遅れ,とくに6週群では光顕像,電顕像で異常所見の長期の残存がみられた.閉塞解除前後の肝機能,肝の光顕像,電頭像を検討することにより肝障害の程度,その予後,減黄効果の判定に役立つことがわかった.

索引用語
閉塞性黄疸, 肝電顕像, 肝光顕像, 胆道閉塞解除

日消外会誌 19: 1952-1961, 1986

別刷請求先
岡村 広志 〒113 文京区本郷2の1の1 順天堂大学医学部第1外科

受理年月日
1985年12月11日

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