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第19巻 第10号 1986年10月 [目次] [全文 ( PDF 378KB)]
特集

多変量解析を用いた高齢者消化器癌手術におけるリスクファクターの検討と術後臓器不全発生予測―高齢者を規定する基準年齢を中心に―

花上 仁, 黒澤 努, 北野 善昭, 宮川 貞昭, 根本 明久, 浅越 辰男, 三重野 寛治, 三浦 誠司, 高田 忠敬, 四方 淳一

帝京大学第1外科

 待期的に行われた消化器癌手術277例を対象に多変量解析を用いた術後臓器不全発生の解析を行った.林の数量化理論II類を用いて各臓器不全発生において高齢者を規定する基準年齢を検討するとともに,判別分析を用いた各臓器不全発生予測を手術部位別に行った.肝,腎,心不全およびmultiple organ failureでは65歳と80歳が,肺不全では80歳が,また消化器では65歳が高齢を規定する基準年齢として適当であり,臓器により高齢者の規準に差を設ける必要性が示唆された.術後臓器不全発生予測は良好な精度で行われたが,上腹部手術に比較して下腹部手術において正診率が高かった.

索引用語
多変量解析, 高齢者消化器癌手術, リスクファクター

日消外会誌 19: 2088-2091, 1986

別刷請求先
花上 仁 〒259-11 伊勢原市望星台 東海大学医学部第2外科

受理年月日
1986年6月16日

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