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第19巻 第10号 1986年10月 [目次] [全文 ( PDF 461KB)]
特集

高齢者の食道癌・胃癌手術における手術侵襲度の比較と評価

平松 義文, 西 正晴, 中根 恭司, 日置 紘士郎, 山本 政勝

関西医科大学外科学教室

 食道癌・胃癌切除症例を対象として,右開胸開腹胸部食道癌手術,胃全摘術および胃部分切除術でのストレスホルモン分泌動態について比較検討するとともに,とくに謂ゆる高齢者(70歳以上)におけるリスクファクターと侵襲反応の特徴について検討を加えた.この結果,高齢者におけるリスクファクターの重みは暦年齢よりは術前の重要臓器機能異常の程度にあること,高齢者であっても侵襲反応のパターンは若年者とほぼ同様であるが,maximum responseの点ではそのレベルが低いこと,また高齢者ではストレスホルモン分泌と各標的臓器の機能発現が連動しないか,もしくは遅延している可能性があること,以上の結論を得た.

索引用語
手術侵襲, ストレスホルモン, 上部消化器癌

日消外会誌 19: 2108-2112, 1986

別刷請求先
平松 義文 〒570 守口市文園町1 関西医科大学外科

受理年月日
1986年6月16日

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