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第19巻 第10号 1986年10月 [目次] [全文 ( PDF 324KB)]
特集

胃切除後の骨障害とその対策,および診断に対する新しい試み

福田 稔, 広田 正樹, 仲川 順二

白根健生病院外科, 同放射線科

 当病院で胃切除された410名について胃切除後の骨障害について調査を行った.
 胃切除後の腰痛,関節痛等の症状と骨塩低下症例は術後経過とともに多くなり,術後10年以上では,それぞれ58%,43%に達していた.そして骨塩低下症例はBillroth II(B-II)法症例と,牛乳非摂取例に有意に多く認められた.これら骨障害に対する対策としては,B-II法術式を避けることと,術後に牛乳を摂取させることが大切であり,治療にはvitamin D(vit-D)およびcalcitonin(CT)が著効を示した.骨塩量測定法の1つとしてわれわれが考案したdensitometer(D)法は,安価で,精度と再現性も高く,bone mineral analyser(BMA)法,microdensitometer(MD)法とも高い相関を示した.

索引用語
胃切除後の骨障害, 骨塩量

日消外会誌 19: 2125-2128, 1986

別刷請求先
福田 稔 〒950-12 白根市大字上下諏訪木770-1 白根健生病院外科

受理年月日
1986年6月16日

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