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第19巻 第10号 1986年10月 [目次] [全文 ( PDF 491KB)]
特集

胃切除後骨代謝異常の発生と病態

杉山 貢, 徐張 嘉源, 山中 研, 施 清源, 山本 俊郎, 門口 幸彦, 片村 宏, 佐藤 芳樹, 土屋 周二

横浜市立大学医学部第2外科

 胃切除後の107例に対して無選択的にmicrodensitometry法による骨塩量の測定を行い,胃切除後骨障害の発生頻度をまたCa infusion試験によりその病態を研究した.
 胃切除後骨障害の発生率は38%であり,術後5年以上経過すると,胃全摘後では62%に,胃部分切除後では55%に骨代謝異常を認めた.
 胃切除後,骨障害度の初期になるのにかかる期間は胃全摘後で1年6ヵ月,胃部分切除後では5年であった.
 Ca infusion試験によると,胃切除後の骨障害例とくに重症例の多くは,Nordinの基準による28%以下で骨軟化症を呈していた.

索引用語
胃切除後骨代謝異常, microdensitometry, 骨軟化症

日消外会誌 19: 2129-2133, 1986

別刷請求先
杉山 貢 〒232 横浜市南区浦舟町3-46 横浜市立大学医学部第2外科

受理年月日
1986年7月9日

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