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第19巻 第11号 1986年11月 [目次] [全文 ( PDF 552KB)]
原著

胆嚢頸部結石に対する超音波学的検討

武田 明芳, 炭山 嘉伸, 奥山 伸男, 鈴木 茂, 金親 正敏, 宅間 哲雄, 木下 雅道, 桜井 貞夫, 鶴見 清彦

東邦大学医学部第3外科

 超音波画像上,結石の頸部嵌頓を疑った胆嚢頸部結石症例36例に対し点滴静注胆道造影法(以下DIC),内視鏡的逆行性胆道造影法(以下ERC)での胆嚢造影の可否による超音波所見の差異を比較し,嵌頓状態の診断の一助とすべく検討した.DIC・ERC陰性群は20例,DIC陰性ERC陽性群5例,DIC・ERC陽性群11例であり,おのおのにつき壁肥厚は70%,20%,82%,胆嚢腫大45%,60%,18%,debris70%,40%,73%,胆嚢壁内無エコー帯55%,40%,64%であった.debris,胆嚢壁内無エコー帯は嵌頓か否かよりも白血球数増多の有無による差が見られ,白血球増多を伴わない胆嚢腫大は頸部嵌頓を示唆するものと思われた.

索引用語
胆嚢超音波診断, 胆嚢頸部結石, 胆嚢壁内無エコー帯

日消外会誌 19: 2227-2232, 1986

別刷請求先
武田 明芳 〒153 目黒区大橋2-17-6 東邦大学付属大橋病院第3外科

受理年月日
1986年3月12日

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