有限責任中間法人日本消化器外科学会公式サイトへリンク 日本消化器外科学会雑誌 Online Journal
メインナビゲーションを飛ばす
ホームへリンク
最新号へリンク
既刊号へリンク
論文検索へリンク
投稿規定へリンク
編集委員会からへリンク
公式英文誌へリンク
購読のご案内へリンク
閲覧上のご注意へリンク
書誌情報 Japanese Englishページへリンク
第19巻 第11号 1986年11月 [目次] [全文 ( PDF 614KB)]
原著

放射線腸炎の臨床的検討

神田 裕, 蜂須賀 喜多男, 山口 晃弘, 磯谷 正敏, 深田 伸二, 石橋 宏之, 加藤 純爾, 松下 昌裕, 小田 高司, 河村 健雄, 原川 伊寿

大垣市民病院外科

 放射線腸炎手術例20例を検討し,また婦人科疾患のために60Coを照射後経過観察できた200例について放射線腸炎発生の頻度や要因を検討した.
 手術は20例に対して計23回おこなわれ,その適応は出血8例,イレウス7例,瘻孔6例,穿孔2例であった.術式は腸切除術が1例でほかはすべて人工肛門造設術,by-pass手術などの姑息手術であったが,23回の手術のうち19回(83%)は有効と考えられた.
 婦人科疾患のために60Co照射をおこない経過観察できた200例の検討では,放射線腸炎による症状が27例(13.5%)に発生し,とくに高齢者や内照射の併用例で発生頻度が高かった.

索引用語
放射線腸炎, 放射線直腸炎

日消外会誌 19: 2253-2258, 1986

別刷請求先
神田 裕 〒503 大垣市南頬町4-86 大垣市民病院外科

受理年月日
1986年3月12日

ダウンロードサイトへリンク PDFを閲覧するためにはAdobe Readerが必要です
このページのトップへ戻る
メインナビゲーションへ戻る
Copyright © 日本消化器外科学会