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第20巻 第1号 1987年1月 [目次] [全文 ( PDF 724KB)]
原著

表在陥凹型食道癌のX線像の分析とその臨床上の意義

山田 明義, 小林 誠一郎, 佐藤 裕一, 杉山 明徳, 井手 博子, 村田 洋子, 奥島 憲彦, 室井 正彦, 羽生 富士夫, 遠藤 光夫1)

東京女子医科大学消化器病センター, 東京医科歯科大学第1外科1)

 表在陥凹食道癌36例のX線像を分析し,4型に亜分類し,その臨床的意義を検討した.
 陥凹Iは平滑な隆起の表面に淡い綿雲状のバリウム斑として陥凹が描かれるもので,全例が早期癌で予後も良好であった.
 陥凹II-1は平滑な周堤をゆうするもので,混合型の1例を除き早期癌であった.脈管侵襲を有する症例2例で再発がみられた.
 陥凹II-2は不整像の強い周堤を有するもので,すべての症例に,リンパ節転移がみられ,最長生存期間も2年6カ月で,予後は悪い.
 陥凹IIIは周堤がないか,わずかに認められるもので,表在平担型との境界域の浅いもの,微小癌以外はリンパ節転移を認め予後も悪い.

索引用語
表在陥凹型食道癌, 表在陥凹型食道癌のX像, 表在陥凹型食道癌のリンパ節転移, 表在陥凹型食道癌の予後

日消外会誌 20: 15-22, 1987

別刷請求先
山田 明義 〒162 新宿区河田町8-1 東京女子医科大学消化器病センター

受理年月日
1986年5月14日

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