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第20巻 第4号 1987年4月 [目次] [全文 ( PDF 595KB)]
特集

膵十二指腸切除後再建法としての今永法の検討

中尾 昭公, 岸本 若彦, 鈴木 祐一, 市原 透, 野浪 敏明, 原田 明生, 末永 昌宏, 高木 弘

名古屋大学医学部第2外科

 膵頭十二指腸切除後の再建法として今永法を基本術式としているので,われわれの施行している術式と成績について検討した.
 1981年7月より1986年4月までの4年10カ月間に膵十二指腸切除術を83例に施行した.術式は膵全摘術43例,膵頭十二指腸切除術40例であり,膵頭十二指腸切除術40例中,今永法で再建した34例を中心に術後成績について検討した.今永法膵頭十二指腸切除術施行34例中,直死例は認めなかったが,膵空腸縫合不全を3例(8.8%)に認め,2例がその合併症で入院死した.1984年以後は重篤な合併症もなく,術後膵内外分泌能の検討でも比較的良好に維持されており,今永法は簡便かつ生理的な再建法と考えられる.

索引用語
膵頭十二指腸切除術, 今永法, 膵空腸端側吻合術

日消外会誌 20: 919-924, 1987

別刷請求先
中尾 昭公 〒466 名古屋市昭和区鶴舞町65 名古屋大学医学部第2外科

受理年月日
1986年11月7日

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