有限責任中間法人日本消化器外科学会公式サイトへリンク 日本消化器外科学会雑誌 Online Journal
メインナビゲーションを飛ばす
ホームへリンク
最新号へリンク
既刊号へリンク
論文検索へリンク
投稿規定へリンク
編集委員会からへリンク
公式英文誌へリンク
購読のご案内へリンク
閲覧上のご注意へリンク
書誌情報 Japanese Englishページへリンク
第20巻 第7号 1987年7月 [目次] [全文 ( PDF 593KB)]
原著

胃癌,大腸癌におけるtissue polypeptide antigenの臨床的意義について

山田 哲司, 中島 久幸, 大平 政樹, 九沢 豊, 疋島 寛, 川浦 幸光, 岩 喬

金沢大学第1外科

 Tissue polypeptide antigen(TPA)の胃癌,大腸癌における腫瘍マーカーとしての臨床的意義に検討を加えた.対象は胃癌32例,大腸癌24例計56例である.両疾患とも取扱い規約によるIII,IV期症例では,対照健康成人に比べ有意に高い血清PTA値を示したが,I期症例においては有意はなかった.また血清TPA値は,壁深達度,リンパ節転移,脈管侵襲の有無,肝転移の有無などと相関が認められた.
 以上より血清TPA値測定は,他の検査法と併用することにより癌のスクリーニングや,病勢診断に役立つと思われた.

索引用語
tissue polypeptide antigen, 腫瘍マーカー, 胃癌, 大腸癌

日消外会誌 20: 1690-1696, 1987

別刷請求先
山田 哲司 〒920 金沢市宝町13-1 金沢大学医学部第1外科

受理年月日
1986年10月15日

ダウンロードサイトへリンク PDFを閲覧するためにはAdobe Readerが必要です
このページのトップへ戻る
メインナビゲーションへ戻る
Copyright © 日本消化器外科学会