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第20巻 第9号 1987年9月 [目次] [全文 ( PDF 783KB)]
原著

Crohn病手術症例の検討

大下 裕夫, 田中 干凱, 伊藤 隆夫, 加藤 元久, 加地 秀樹1)

岐阜市民病院外科, 同中検病理1)

 Crohn病診断基準にもとづいた確診9症例に対して外科的治療を行った.手術理由は腸管狭窄3例,内科的治療に抵抗し,病変の拡大や全身状態の悪化が認められた3例,瘻孔形成2例,急性腹症1例であった.病型は小腸・大腸型5例,大腸型4例で,8例に広範囲腸切除術を行った.他の1例は結腸瘻のみを造設した.術後再発は2例にみられ,初回手術が結腸瘻のみであった1例に再手術を行った.術後他病死が3例あり,高齢者の呼吸器疾患と自殺が死因であった.現在,1例はQLIIで日常生活がやや制限されているが,他の5例はQLIで正常な日常生活を送っている.これら9症例の臨床像,病理所見,手術内容,予後,再発などについて検討した.

索引用語
Crohn病

日消外会誌 20: 2161-2167, 1987

別刷請求先
大下 裕夫 〒500 岐阜市鹿島町7-1 岐阜市民病院外科

受理年月日
1987年2月18日

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