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第20巻 第9号 1987年9月 [目次] [全文 ( PDF 501KB)]
原著

直腸肛門癌におけるリンパ節跳躍転移の検討

山田 一隆, 石沢 隆, 春山 勝郎, 四本 紘一, 平島 忠久, 藤原 章, 有本 之嗣, 桂 禎紀, 鮫島 隆志, 島津 久明

鹿児島大学第1外科

 過去14年間において教室で切除を行った直腸肛門癌は172例であり,リンパ節転移陽性症例は89例(52%)であった.これらのうち,リンパ節跳躍転移はRaで3例,Rbで1例,Pで2例に認められ,リンパ節転移症例の7%(6/89例)を占めていた.リンパ節跳躍転移形式として,第1群リンパ節を素通りして直接第2群リンパ節へ跳躍する形式が5例に認められた.また,腫瘍下縁が歯状線上方2.5 cmにあるにもかかわらず,鼠径リンパ節へ転移が認められた直腸癌症例において,第1群リンパ節から第4群リンパ節へ跳躍する形式が認められた.これらの症例における,リンパ節転移の跳躍経路について考察した.

索引用語
直腸肛門癌, リンパ節跳躍転移, 鼠径リンパ節転移

日消外会誌 20: 2186-2190, 1987

別刷請求先
山田 一隆 〒890 鹿児島市宇宿町1208-1 鹿児島大学医学部第1外科

受理年月日
1987年2月18日

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