有限責任中間法人日本消化器外科学会公式サイトへリンク 日本消化器外科学会雑誌 Online Journal
メインナビゲーションを飛ばす
ホームへリンク
最新号へリンク
既刊号へリンク
論文検索へリンク
投稿規定へリンク
編集委員会からへリンク
公式英文誌へリンク
購読のご案内へリンク
閲覧上のご注意へリンク
書誌情報 Japanese Englishページへリンク
第20巻 第10号 1987年10月 [目次] [全文 ( PDF 792KB)]
原著

肝硬変性食道静脈瘤直達手術に対する術前危険因子の多変量解析による検討

高木 健太郎

新潟大学第1外科(指導:武藤輝一教授)

 直達手術が施行された肝硬変性食道静脈瘤患者70例を予後不良群と予後良好群の2群に分け,術前の危険因子につき林の数量化分析二類により解析した.K-ICG<0.06,Ch-E<3,500 IU/L,Child分類のC,PSP-15分値<25%が術前危険因子として選択された.この分析による正診率は予後不良群で84.6%,予後良好群で87.5%と良好な結果が得られた.さらに以上の分析結果からリスク判定基準を作成した.K-ICG<0.06,Ch-E<3,500 IU/L,Child分類のC,PSP-15分値<25%のうち,2項目以上をみたすものをpoor risk,K-ICG≧0.08,Ch-E≧4,500 IU/L,Child分類のA,PSP-15分値≧25%のうち,2項目以上をみたすものをgood riskとした.

索引用語
肝硬変, 食道静脈瘤直達手術, 術前危険因子, 多変量解析

日消外会誌 20: 2261-2268, 1987

別刷請求先
高木健太郎 〒951 新潟市旭町通1-757 新潟大学医学部第1外科

受理年月日
1987年4月15日

ダウンロードサイトへリンク PDFを閲覧するためにはAdobe Readerが必要です
このページのトップへ戻る
メインナビゲーションへ戻る
Copyright © 日本消化器外科学会