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第20巻 第10号 1987年10月 [目次] [全文 ( PDF 865KB)]
原著

胃切除後骨障害の検討

川上 泰正

昭和大学藤が丘病院外科(指導:鈴木快輔教授)

 胃切除後の骨代謝について,臨床症状ならびに諸検査成績から検討した.その結果,アンケート調査から,術後2年以内に10%以上のう歯の増加や骨関節痛がみられ,比較的短期間に骨障害を示唆するデータが得られた.骨塩量は経年的に低下したが,その他の生化学的検査値には有意な変動はみられなかった.しかし,骨塩量と25-OH・D3,パラソルモン(PTH),カルチトニン(CT),アルカリフォスファターゼ(ALP),血清カルシウムとの間には相関がみられ,特に25-OH・D3,CT,ALP,CT/PTH比はp<0.01,PTHはp<0.05で有意な相関がみられた.なお,ALPとPTHは骨塩量に対し逆の相関であった.

索引用語
胃切除後症候群, 骨代謝障害, 橈骨骨塩量, ビタミンD3(25-OH・D3

日消外会誌 20: 2286-2294, 1987

別刷請求先
川上 泰正 〒070 旭川市4条9丁目左8号 唐沢病院外科

受理年月日
1987年3月11日

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