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第20巻 第11号 1987年11月 [目次] [全文 ( PDF 897KB)]
原著

ラットの肝動脈遮断による肝組織ubiquinonの変動に関する研究

浅木 信一郎

横浜市立大学医学部第1外科

 ラットの肝動脈を遮断し肝のubiquinonの変動を検討した.遮断前のcoenzyme Q10(CoQ10と略す)値は15.6±1.3 µg/g W-W.ではCoQ9値は107.8±5.7 µgKg W.W.であった.
 開腹手術によってラットの肝臓のCoQ10値は変動せず,CoQ9値は一過性に減少した.肝動脈遮断後の肝障害のある時期に一致して,CoQ9値およびCoQ10値は一過性に上昇した.外因性のCoQ10を投与すると,肝臓のCoQ10値は投与後12時間を最高にして一過性の大きな上昇がみられた.外因性CoQ10の基剤である界面活性剤を投与すると,肝の内因性CoQ9およびCoQ10に対する複雑な影響がみられた.

索引用語
ラット肝組織ubiquinon, Coenzyme Q10Coenzyme Q9 , 肝組織グリコーゲン, 肝動脈遮断

日消外会誌 20: 2527-2535, 1987

別刷請求先
浅木信一郎 〒231 横浜市中区新山下3-2-3 横浜市立港湾病院外科

受理年月日
1987年6月8日

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