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第20巻 第12号 1987年12月 [目次] [全文 ( PDF 731KB)]
原著

肝細胞癌102例に対する肝切除術と肝動脈塞栓術との比較検討

吉田 和彦, 杉原 保, 池上 淳, 石後岡 正弘, 松毛 真一, 高田 稔, 竹内 正幸, 河島 秀昭, 竹内 護, 山崎 左雪, 高田 剛太, 池田 由弘, 細川 誉至雄, 平尾 雅紀

勤医協中央病院外科

 肝細胞癌102例に対する肝切除術と肝動脈塞栓術(TAE)の治療療成績を検討した.肝切除38例の累積生存率は1年85.9%,2年78.6%,3年66.0%,4年32.6%で,TAE 64例では1年61.8%,2年33.7%,3年25.8%,4年25.8%であった.肝切除群においてHr1以上切除群とHr1以下切除群との間には予後・再発率に有意差はなかった.肝硬変併存Ts症例において,肝切除群の累積生存率は1年90.2%,2年84.8%,3年60.3%,4年30.2%で,TAE群では1年81.6%,2年48.1%,3年以上生存は0であり,3年以上生存を得るためには縮小手術ででも腫瘍を切除すべきと考えられた.

索引用語
肝細胞癌, 肝切除, 肝動脈塞栓術

日消外会誌 20: 2722-2729, 1987

別刷請求先
吉田 和彦 〒606 京都市左京区田中飛鳥井町89 信和会安井病院

受理年月日
1987年7月8日

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