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第21巻 第1号 1988年1月 [目次] [全文 ( PDF 476KB)]
原著

胆嚢隆起性病変の臨床的検討―特に超音波診断と手術適応について―

横山 茂, 初瀬 一夫, 柿原 稔, 玉熊 正悦

防衛医科大学校第1外科

 術前超音波検査にて胆嚢に限局し最大径40 mm以下の隆起性病変37例,および術前の超音波にて診断できず,摘出標本にて隆起性病変を認めた6例を対象とし,超音波画像上の形態について検討した.病変の最大径についてコレステロールポリープは全例10 mm以下,腺腫は5 mm~16 mmにわたり,腺癌は全例15 mm以上であった.エコーパターンでは,良性病変はI,II型の超音波像が多く,癌はIV型が多かった,多発かつ有茎病変は良性と考えられた.また腺癌に結石合併が多かった.以上より,超音波画像上の形態からまず最大径で5 mm以下,5~10 mm,10 mm以上の3つの群に分け,エコーパターン,隆起個数,茎の有無,結石合併を参考に治療指針を検討した.

索引用語
胆嚢隆起性病変, 胆嚢超音波検査, 胆嚢コレステロールポリープ, 胆嚢癌

日消外会誌 21: 60-64, 1988

別刷請求先
横山 茂 〒359 所沢市並木3-2 防衛医科大学校第1外科

受理年月日
1987年9月9日

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