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第21巻 第3号 1988年3月 [目次] [全文 ( PDF 988KB)]
宿題報告

術前状態評価と手術侵襲反応:膵・消化管ホルモン分泌動態と膵切除術

宮田 正彦

大阪大学医学部第1外科学教室

 各種膵切除施行症例(97例)の術前の膵ホルモン(IRI,IRG,PP)分泌動態は個体差が著しく一定の傾向は認められなかった.消化管ホルモン(CCK,GIP)の術前の過分泌には膵管閉塞あるいは閉塞性黄疸の関与が考えられた.膵切除術後早期の膵ホルモン分泌動態は術前に比べ亢進する症例はなく,残存膵の状態に依存していると考えられた.また,長期遠隔期に至るも有意の変化は認められなかった.消化管ホルモンの分泌動態は術後に是正された.この変化には主として膵切除に伴う消化管切除が関与していると考えられた.

索引用語
Pancreatectmmy, Gastrectomy, Gut Hormone, Pancreatic Hormone

日消外会誌 21: 789-798, 1988

別刷請求先
宮田 正彦 〒553 大阪市福島区福島1-1-50 大阪大学医学部第1外科

受理年月日
1987年11月2日

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