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第21巻 第3号 1988年3月 [目次] [全文 ( PDF 497KB)]
原著

免疫賦活によるラット肝転移巣形成の抑制

山下 亮一, 平岡 武久, 神本 行雄, 宮内 好正

熊本大学第1外科

 免疫能低下による肝転移巣形成防止対策としてのOK-432投与の意義をラット腹水肝癌AH130をDonryuラットの門脈内に注入し,肝転移巣を作成するモデルで検討した.
 AH130移植後14日目の肝転移巣数は実験群(n=8)71.5±45.9(SD),対照群(n=8)149.3±61.9であった(p<0.01),AH130移植後の生存日数は実験群33.4±8.1日(n=9),対照群21.8±6.9日(n=6)であった(p<0.01).ラット末梢血T cell subsetはW3/25 HLKが実験群51.9±7.0%(n=7),対照群41.8±7.2%(n=6)であった(p<0.025).免疫能賦活は肝転移巣形成の抑制に有効であった.

索引用語
肝転移抑制, OK-432, ラット腹水肝癌

日消外会誌 21: 820-824, 1988

別刷請求先
山下 亮一 〒860 熊本市本荘1-1-1 熊本大学医学部第1外科

受理年月日
1987年11月18日

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