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第21巻 第4号 1988年4月 [目次] [全文 ( PDF 359KB)]
特集

遠隔成績からみた胃がん治療の問題点と対策

新本 稔, 田中 卓, 佐伯 俊昭, 西山 正彦, 吉中 建, 柳川 悦朗, 峠 哲哉, 服部 孝雄

広島大学原爆放射能医学研究所外科

 胃がん切除症例880例のうち,早期胃がんを除く299例にsequential studyとして3つのプロトコールが行われた.制がん剤としてはMitomycin C(MMC)とFT-207が,またBRMとしてPSK,Levamisole(LMS),Bestatinが使用されている.がん死亡症例は134例(44.8%)であり,これらについて再発形式,背景因子を加味し,遠隔成績からみた胃がん治療について検討した.その結果をみると,腹膜再発で死亡したものが多く,これらの症例ではps(+),ly(+)が多く,MMCE+FT-207+ Bestatin群において有意に再発を抑制していた(p<0.05).制がん剤感受性試験を行った症例についてみると,感受性陽性薬剤を使用した群に生存率が高くなる傾向があった.

索引用語
胃がんの治療, 胃がん切除例の再発形式, 胃がん切除例の術後免疫化学療法

日消外会誌 21: 1163-1166, 1988

別刷請求先
新本 稔 〒734 広島市南区霞1-2-3 広島大学原医研外科

受理年月日
1987年10月12日

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