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第21巻 第5号 1988年5月 [目次] [全文 ( PDF 599KB)]
原著

Crohn病外科治療の検討

横山 正之, 更科 広美, 斉藤 典男, 新井 竜夫, 布村 正夫, 谷山 新次, 井上 育夫, 井原 真都, 奥井 勝二, 古山 信明1), 樋口 道雄1)

千葉大学第1外科, 同手術部1)

 当科で経験したCrohn病手術症例27例(小腸型13例,大腸型7例,小腸大腸型7例)について臨床的検討を加えた.
 手術適応として初回手術では閉塞症状,再手術では内外瘻孔形成によるものが多かった.手術々式は主として病変部を中心とした腸切除が行われたが,当初の広範囲切除から次第に小範囲切除の傾向を示し,さらに最近では病変部を空置してバイパス手術兼粘液瘻造設術が試みられ,良好な経過が得られた.全症例の再手術率は27例中13例,48.1%であり,このうち小腸大腸型が7例中4例,57.1%と最も高率であった.腸切除範囲の大小による累積再手術率に有意の差を認めなかった.

索引用語
Crohn病, 広範囲腸切除術, 腸管空置バイパス手術, 腸管粘液瘻

日消外会誌 21: 1288-1293, 1988

別刷請求先
横山 正之 〒280 千葉市亥鼻1-8-1 千葉大学医学部第1外科

受理年月日
1988年2月10日

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