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第21巻 第10号 1988年10月 [目次] [全文 ( PDF 399KB)]
特集

膵・胆管合流異常

船曵 孝彦, 杉上 勝美, 松原 俊樹, 亀井 克彦, 新井 一史, 長谷川 茂, 山口 久, 二渡 久智, 福井 博志, 藤田 真司, 天野 洋, 落合 正宏

藤田学園保健衛生大学外科

 発生学上の問題をはじめ非常に多くの問題が現時点で未解決である.膵炎は23%に合併する.膵石合併時の手術は膵石摘除が必要で,胆管拡張部切除に膵管切開を加えるも可である.胆道癌も23%に合併する.発癌機序には胆道内容中に増加した二次胆汁酸(DCA,LCA)が関与する可能性を示した.組織内CEAが癌浸潤部に強く染色された.癌予防の見地から,胆道非拡張例にも積極的に胆摘・膵液胆汁分流手術が,拡張症とくに嚢胞状拡張症では肝側,十二指腸側ともに拡張部完全摘除が必要である.再建法は胆管十二指腸端側吻合が侵襲小さく,生理的である.合流異常は形成異常である以上,より生理的状態に近づける手術的治療は21世紀にも基本的には必要であろう.

索引用語
膵胆管合流異常における胆道発癌, 膵石合併膵胆管合流異常, 胆道拡張症手術術式

日消外会誌 21: 2469-2472, 1988

別刷請求先
船曵 孝彦 〒470-11 豊明市沓掛町田楽ケ窪1-98 藤田学園保健衛生大学船曵外科

受理年月日
1988年5月25日

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