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第21巻 第10号 1988年10月 [目次] [全文 ( PDF 502KB)]
特集

慢性膵炎

佐藤 寿雄

東北大学医学部第1外科教室

 慢性膵炎に対する外科治療は疼痛に対しては極めて有効であるが,膵内・外分泌機能の改善に関しては期待できない.手術の適応のあるものでは,膵管拡張のある症例に対しては膵管減圧手術を第1選択とすべきであり,膵管拡張のない症例でも,膵切除,特に膵頭切除術はできるだけ避ける必要がある.今後は膵線維化の進展の防止と膵内分泌機能障害の対策が真剣に考慮されるべきである.何れにしても,慢性膵炎の病態を十分に理解し,手術後にも末永く生活指導を含めた患者の管理をつづけて行く必要がある.

索引用語
慢性膵炎, 膵管減圧手術, 膵頭切除術

日消外会誌 21: 2473-2477, 1988

別刷請求先
佐藤 寿雄 〒980 仙台市星陵町1-1 東北大学医学部第1外科

受理年月日
1988年5月6日

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