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第21巻 第11号 1988年11月 [目次] [全文 ( PDF 577KB)]
原著

肝内結石症の病態と治療法の検討

三村 久, 金 仁洙, 高倉 範尚, 浜崎 啓介, 杉生 隆直, 折田 薫三

岡山大学医学部第1外科

 病態を明確にしえた肝内結石症30例について検討した.結石所在部位はR 8例,RL 13例,L 9例であったが,胆管狭窄に主眼をおくと,1)左右肝内胆管無狭窄型6例,2)右肝内胆管狭窄型7例,3)左肝内胆管狭窄型15例,4)左右肝内胆管狭窄型2例となった.これらについて結石の分布と個数および肝内胆管狭窄の関係から進展形式について考察すると,肝内胆管に狭窄がある型では結石は狭窄部の末梢に原発して他の部位にも移動してゆくが,肝内胆管無狭窄型では結石は肝外胆管に原発して積み上げによって肝内に及ぶと推察された.治療は肝内胆管狭窄を有する症例24例中22例に狭窄胆管を含む肝切除が行われたが予後は良好であった.

索引用語
肝内結石症, 肝内胆管狭窄, 肝切除

日消外会誌 21: 2548-2553, 1988

別刷請求先
三村 久 〒700 岡山市鹿田町2-5-1 岡山大学医学部第1外科

受理年月日
1988年8月26日

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