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第22巻 第4号 1989年4月 [目次] [全文 ( PDF 452KB)]
原著

胃切除後の食道裂孔ヘルニアおよび逆流性食道炎の検討

袖山 治嗣, 石坂 克彦, 高橋 千治, 黒田 孝井, 飯田 太, 草間 次郎1)

信州大学第2外科学教室, 草間病院1)

 幽門側胃切除後症例104例における食道裂孔ヘルニア,逆流性食道炎を内視鏡的に検討し,非胃切除症例399例と比較した.食道裂孔ヘルニアの診断は胃内で内視鏡を反転した噴門観察所見によった.胃切除後症例において食道裂孔ヘルニアを37.5%に認め,対照症例の19.3%に比べ有意に高率であった.年齢,術後経過年数,性別,原疾患,再建術式による発生頻度の差を認めなかった.逆流性食道炎は,20.2%と高率に認めたが,性別,原疾患,再建術式,食道裂孔ヘルニアの有無による発生頻度の有意差を認めなかった.胸やけは27.9%に認められた.

索引用語
食道裂孔ヘルニア, 胃切除術, 逆流性食道炎, 胃切除後愁訴

日消外会誌 22: 898-902, 1989

別刷請求先
袖山 治嗣 〒390 松本市旭3-1-1 信州大学医学部第2外科

受理年月日
1988年12月14日

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