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第22巻 第4号 1989年4月 [目次] [全文 ( PDF 444KB)]
原著

噴門癌の下部胸腔内リンパ節郭清の指標としての微粒子活性炭CH44術前内視鏡的リンパ節染色

粟根 康行, 北村 正次, 荒井 邦佳, 吉川 時弘

東京都立府中病院外科, 東京都立駒込病院外科

 下部胸腔内リンパ節の局在,個数,転移状況を知り,郭清精度を高める目的で,食道進展を伴う噴門癌20例に対し,微粒子活性炭CH44を腫瘍口側端に近い食道粘膜下に内視鏡的に注入したのち切除手術を行い,郭清したリンパ節を検索した.
 黒染リンパ節出現率はそれぞれ110番:85%,111番:90%,112番:40%であった.組織学的に確定したリンパ節個数はそれぞれ110番:2.0個,111番:3.5個,112香:0.9個であった.
 リンパ節転移陽性症例は2例(10%)であった.
 微粒子活性炭CH44によるリンパ節染色法はリンパ節郭清精度を高めるのに有用である.

索引用語
噴門癌手術, 内視鏡的リンパ節染色, 微粒子活性炭CH44, 下部胸腔内リンパ節郭清

日消外会誌 22: 903-906, 1989

別刷請求先
粟根 康行 〒183 府中市武蔵台2-9-2 都立府中病院

受理年月日
1988年12月14日

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