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第22巻 第4号 1989年4月 [目次] [全文 ( PDF 489KB)]
原著

肝血行動態に関する実験的研究―特に肝組織血流量の測定を中心に―

西脇 英樹, 大平 雅一, 石川 哲郎, 中河 宏治, 矢田 克嗣, 日裏 彰人, 山下 隆史, 佐竹 克介, 梅山 馨

大阪市立大学第1外科

 雑種成犬を用いて肝動脈,門脈血流量および肝組織血流量をH2クリアランス法吸入式および電解式を用いて測定した.電解式による肝組織血流量では穿刺同一部位,連続2回測定で再現性のある値が得られた.また,吸入式との比較では同一部位では電解式は吸入式に比べ高値を示し,見かけの拡散量の影響が考慮された.そこで摘出肝で測定した見かけの拡散量は19.0~36.0 ml/min/100 gで平均27.2±6.8 ml/min/100 gを示した.本法による麻酔下雑種成犬60頭の平均門脈血流量270±171 ml/min,肝動脈血流量121±79 ml/minを示し,また,吸入式肝組織血流量61.9±20.2 ml/min/100 g,電解式肝組織血流量では79.7±24.7 ml/min/100 gを示した.

索引用語
肝血流量, 水素ガスクリアランス法, トランジットタイム血流計

日消外会誌 22: 924-928, 1989

別刷請求先
西脇 英樹 〒545 大阪市阿倍野区旭町1-5-7 大阪市立大学医学部第1外科

受理年月日
1988年12月14日

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