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第22巻 第4号 1989年4月 [目次] [全文 ( PDF 865KB)]
原著

胆嚢壁と肝臓・肝門部右側との連続性に関する解剖学的研究

脇 正志, 田中 聰, 吉田 雅行1), 錦野 光浩2), 寺門 道之2)

香川医科大学第1外科, 浜松医科大学第1外科1), 藤枝市立志太総合病院外科2)

 胆嚢と肝実質および肝門部間膜組織との解剖学的つながりについて,新生児を含む剖検肝34例をもちいて肉眼および光顕下の観察を行った.肝床部では胆嚢壁最外層のリンパ管と肝内の小葉間組織との間につながりが認められること,胆嚢頸部の壁は右肝動脈,右肝管,門脈右枝をつつむ肝門部右側の間膜組織と境界なく移行し,リンパ管を主とするつながりが認められることを指摘した.漿膜下組織に浸潤の及ぶ胆嚢癌の外科治療では,これらの進展経路に対して十分の注意をはらうべきことを述べた.

索引用語
ヒト剖検肝, 胆嚢と肝床部のつながり, 胆嚢頸部と肝門部右側間膜内組織のつながり

日消外会誌 22: 934-940, 1989

別刷請求先
脇 正志 〒761 香川県高松市三条町260-2

受理年月日
1988年12月14日

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