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第22巻 第4号 1989年4月 [目次] [全文 ( PDF 362KB)]
特集

腹膜播種再発防止を目的とした活性炭吸着マイトマイシンC術中腹腔内投与について

近藤 慎治, 沢井 清司, 山口 俊晴, 萩原 明於, 横田 隆, 下間 正隆, 岩本 昭彦, 高橋 俊雄

京都府立医科大学第1外科

 活性炭に多量の制癌剤を吸着した剤型である活性炭吸着マイトマイシンC(MMC-CH)を開発した.基礎的実験による検討ではMMC-CHはMMC水溶液と比較して,(1)機能的徐放効果,(2)局所滞留性,(3)癌表面への付着性,(4)マクロファージの活性化作用などの面で優れていた.そこで,漿膜露出胃癌48例に対してMMC量として50 mgのMMC-CH術中腹腔内投与を行い,P0se,sei症例ではMMC-CH投与群が対照群に比べて600日目における生存率が有意(p<0.05)に高く,P(+)胃癌でもP1~2症例では廷命効果が認められた.

索引用語
活性炭吸着マイトマイシンC, 制癌剤腹腔内投与

日消外会誌 22: 989-992, 1989

別刷請求先
近藤 慎治 〒602 京都市上京区河原町通り広小路上ル梶井町465 京都府立医科大学第1外科

受理年月日
1988年10月12日

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