有限責任中間法人日本消化器外科学会公式サイトへリンク 日本消化器外科学会雑誌 Online Journal
メインナビゲーションを飛ばす
ホームへリンク
最新号へリンク
既刊号へリンク
論文検索へリンク
投稿規定へリンク
編集委員会からへリンク
公式英文誌へリンク
購読のご案内へリンク
閲覧上のご注意へリンク
書誌情報 Japanese Englishページへリンク
第22巻 第10号 1989年10月 [目次] [全文 ( PDF 516KB)]
特集

膵頭十二指腸切除後再建術式における術後合併症と胆道―消化管同時シンチグラムの検討

白部 多可史1), 3), 尾形 佳郎2), 高橋 伸1), 都築 俊治1), 阿部 令彦1)

慶應義塾大学外科1), 栃木県立がんセンター外科2), 総合太田病院外科3)

 膵頭十二指腸切除(以下PD)症例182例について消化管再建術式を合併症と胆道―消化管同時シンチグラムより見た消化吸収機能を中心に検討を加えた.
 合併症発生率・手術死亡率に再建術式による差は認められなかった.また胆道―消化管同時シンチグラムによる検討ではBillroth I型方式である今永法はBillroth II型方式であるChild法やChild R-Y法より食物と胆汁の混合状態が良好であった.しかし術後の体重変動を検討すると両術式間に有意差はなかった.それに比し,幽門輪保存術式は術後の体重増加が良好で,適応により施行すれば癌に対する根治性も損なわれない優れた再建術式であると考えられた.

索引用語
膵頭十二指腸切除術, 幽門輪保存膵頭十二指腸切除術, 胆道―消化管同時シンチグラム

日消外会誌 22: 2535-2539, 1989

別刷請求先
白部多可史 〒373 太田市八幡町29-5 富士重工健保組合総合太田病院外科

受理年月日
1989年5月8日

ダウンロードサイトへリンク PDFを閲覧するためにはAdobe Readerが必要です
このページのトップへ戻る
メインナビゲーションへ戻る
Copyright © 日本消化器外科学会