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第23巻 第11号 1990年11月 [目次] [全文 ( PDF 478KB)]
原著

食道吻合部狭窄に対する内視鏡的治療

大平 雅一, 曽和 融生, 浅井 毅, 李 在都, 吉川 和彦, 西脇 英樹, 長山 正義, 梅出 馨

大阪市立大学第1外科

 1983年から1988年までの6年間に当科で内視鏡的拡張術を施行した食道吻合部狭窄31例を対象として,10回以上の拡張術を必要としたり,拡張術施行後早期に再狭窄をきたした難治群5例と数回の拡張術により狭窄症状の軽快した良好群26例について比較検討した.
 その結果,術後合併症としては縫合不全の有無およびその程症,内視鏡的には拡張術1~2週間後の吻合口短径・長径比の測定,X線学的には拡張術前の狭窄部の長さの測定が狭窄の予後判定に有用であると考えられた.また治療に難渋する症例では吻合部での癌の再発に留意し,また狭窄部の極めて長い症例では外科的治療を含めた他の治療法を考慮すべきであると考えられた.

索引用語
esophageal stomal stricture, endoscopic bougienage, balloon dilator

日消外会誌 23: 2507-2511, 1990

別刷請求先
大平 雅一 〒545 大阪市阿倍野区旭町1-5-7 大阪市立大学医学部第1外科

受理年月日
1990年7月10日

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