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第27巻 第10号 1994年10月 [目次] [全文 ( PDF 510KB)]
特集

肝門部胆管癌再発形式と術式選択のための術前診断・肝予備能把握

浅野 武秀, 榎本 和夫, 山本 宏, 小林 進, 長島 通, 植松 武史, 天野 穂高, 中郡 聡夫, 木下 弘寿, 岡住 慎一, 所 義治, 牧野 治文, 松井 芳文, 磯野 可一

千葉大学医学部第2外科

 1973年5月より1993年12月までに教室で切除しえた肝門部胆管癌63例について再発形式を検討すると,相対非治癒切除以上においては,肝側断端再発が57.1%をしめる.hwを0としえた例ではその頻度は少なくhwOを目指した手術の拡大が必要と考えられた.そのためには正確な進展度診断に基づく理想的術式の想定と,肝予備力検査よりの安全切除限界とのすりあわせが肝要である.
 肝側への進展度診断には従来の方法に加え,シネ胆管像による動画像,静止画像による読影が各胆管分岐部の観察を可能とし有用であった.また安全切除限界の決定にはMEGXテストとHPS測定による肝予備力測定が有効である可能性が示唆された.加えてメチオニン-PETは肝の部位別のアミノ酸利用を表現しえると考えられ,肝の部位別に異なる機能を表現できる新しい指標と成りえると考えられた.

索引用語
hilar bile duct carcinoma, cine-cholangiography, liver functional reserve

日消外会誌 27: 2332-2336, 1994

別刷請求先
浅野 武秀 〒260 千葉市中央区亥鼻1-8-1 千葉大学医学部第2外科

受理年月日
1994年7月6日

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