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第29巻 第3号 1996年3月 [目次] [全文 ( PDF 421KB)]
症例報告

全内臓逆位症に合併した胆石症に対して腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行した1例

船本 慎作, 木川 三四郎, 平井 修二, 中熊 尊士, 土橋 誠一郎, 越田 佳朋, 比企 能樹, 柿田 章

札幌東徳洲会病院外科, 北里大学医学部外科

 症例は56歳の女性.主訴は左背部不快感.小児期より全内臓逆位症を指摘されていた.超音波検査で内臓逆位および胆嚢内結石を確認した.腹腔鏡下胆摘術を施行した.トラカールは通常と鏡面する位置に挿入した.手術はsingle-handedで行ったが,第1助手の左手の操作が多くなった以外,特に問題はなかった.
 全内臓逆位症を合併する胆石症に対しての腹腔鏡下胆摘術は術前に,鏡面像以外に,血管系・胆道系の異常がないことを十分に確認すれば,比較的スムーズに施行しうる術式であると思われた.

索引用語
situs inversus totalis, cholelithiasis, laparoscopic cholecystectomy

日消外会誌 29: 741-745, 1996

別刷請求先
船本 慎作 〒065 札幌市東区北33条東13-3-21 札幌東徳洲会病院外科

受理年月日
1995年11月15日

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