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第29巻 第8号 1996年8月 [目次] [全文 ( PDF 482KB)]
卒後教育セミナー

膵炎の外科治療の進歩

松野 正紀

東北大学第1外科

 急性膵炎と慢性膵炎に対する手術の意義と適応,最近の手術術式について述べた.急性膵炎で開腹術の対象となるのは,壊死組織に感染を来した急性壊死性膵炎である.それに対しては感染壊死組織の摘出術(ネクロセクトミー)と十分な洗浄およびドンナージが必要となる.慢性膵炎の手術は,急性再燃による陣機能の低下をきたす前に,できるだけ膵機能を温存した術式の選択がなされるようになった.最近はこのような観点から新しい術式が工夫されている.とくに膵頭部の芯抜き(coring out)を伴った膵管空腸側々吻合術は安全で,疼痛消失効果も高い術式である.

索引用語
acute pancreatitis, chronic pancreatitis, necrosectomy

日消外会誌 29: 1835-1839, 1996

別刷請求先
松野 正紀 〒980 仙台市青葉区星陵町1-1 東北大学医学部第1外科

受理年月日
1996年6月12日

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