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第29巻 第10号 1996年10月 [目次] [全文 ( PDF 454KB)]
特集

無差別に癌と告げることの意義と実際

澤口 裕二

旭川厚生病院外科

 外来初診時から患者の背景によらずに癌と病名を告げた.告げる前に家族には相談しなかった.このため病状,手術,合併症,退院後の生活について正確に伝えることができた.その結果,疾患に対する不安のための不必要な入院が減少し,平均在院期間が胃癌では69日以上から41日へと,直腸癌で90日前後から54日へと短縮した.また,再発時の治療導入が容易となった.診断書に記載する病名の調整が不要となった.重要な点は病名のみならず病状とこれから受ける治療の必要性とその限界を明示することである.

索引用語
informed consent

日消外会誌 29: 2001-2004, 1996

別刷請求先
澤口 裕二 〒078 旭川市1条通24-111 旭川厚生総合病院外科

受理年月日
1996年6月12日

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