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第31巻 第1号 1998年1月 [目次] [全文 ( PDF 392KB)]
症例報告

血清carbohydrate antigen 19-9が高値を示した虫垂炎の2例

尾形 敏郎, 佐藤 尚文, 大和田 進, 高井 良樹, 小林 功, 饗場 正明, 飯島 耕作, 長谷川 紳治, 三島 敬明, 森下 靖雄

公立富岡総合病院外科, 群馬大学医学部第2外科

 血清carbohydrate antigen 19-9(CA19-9)が上昇した虫垂炎2例を経験した.術前に血清CA19-9が上昇していたが,血清carcinoembryonic antigen(CEA)は正常範囲であった.共に待機的に手術を施行し,病理組織検査で肉芽腫を伴う虫垂炎と診断された.術後のCA19-9値は低下した.
 CA19-9は腸管の炎症でも悪性腫瘍でも上昇する.虫垂疾患でCA19-9の上昇が見られた場合,CEAが正常であれば良性疾患の可能性が高い.

索引用語
appendicitis, carbohydrate antigen 19-9, carcinoembryonic antigen

日消外会誌 31: 81-84, 1998

別刷請求先
尾形 敏郎 〒371 前橋市昭和町3-39-15 群馬大学医学部第2外科

受理年月日
1997年9月9日

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