有限責任中間法人日本消化器外科学会ホームページへリンク 日本消化器外科学会雑誌 Online Journal
メインナビゲーションを飛ばす
ホームへリンク
最新号へリンク
既刊号へリンク
論文検索へリンク
投稿規定へリンク
編集委員会からへリンク
公式英文誌へリンク
購読のご案内へリンク
閲覧上のご注意へリンク
書誌情報 Japanese Englishページへリンク
第33巻 第4号 2000年4月 [目次] [全文 ( PDF 103KB)]
原著

大腸癌における組織学的多様性の臨床的意義に関する研究

平間 公昭, 森田 隆幸, 今 充

弘前大学医学部外科学第2講座, 国民健康保険葛川診療所

 大腸癌の組織学的多様性(同一腫瘍内に複数の組織型が混在する所見)に着目して,その臨床的意義を検討し,urokinase-type plasminogen activator(uPA)との関連性を調査した.75歳以下,mp以深,根治度A,Bの大腸癌を対象として,臨床病理学的諸因子との関係,無再発5年生存率,再発形式に与える影響について検討を加え,当科手術症例ではuPAの免疫染色を施行した.組織学的多様性陽性例は無再発5年生存率が不良であり,再発形式では結腸癌で局所再発との関連が深かった.uPAと組織学的多様性との有意な相関は認められなかった.大腸癌において,組織学的多様性は,生物学的悪性度を反映し予後を規定する重要な因子と思われた.

索引用語
colorectal cancer, histological heterogeneity, urokinase-type plasminogen acticator (uPA), prognosis detecting factor

日消外会誌 33: 448-454, 2000

別刷請求先
平間 公昭 〒036-8562 弘前市大字在府町5 弘前大学医学部第2外科

受理年月日
2000年1月26日

ダウンロードサイトへリンク PDFを閲覧するためにはAdobe Readerが必要です
このページのトップへ戻る
メインナビゲーションへ戻る
Copyright © 日本消化器外科学会