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第34巻 第4号 2001年4月 [目次] [全文 ( PDF 55KB)]
特集

腹腔鏡下虫垂切除術の従来法手術との比較検討

雨宮 邦彦, 郷地 英二, 中島 伸之

国立横浜東病院外科, 千葉大学医学部第1外科

 腹腔鏡下虫垂切除術は腹腔鏡下手術の持つ利点を最も多く享受できる手術であるが,腹腔鏡下胆嚢摘出術ほどには普及していない.我々は1991年以来330例に腹腔鏡下虫垂切除術を施行し,非常によい結果を得ている.急性虫垂炎に対して腹腔鏡下手術を始める前の開腹虫垂切除術50例,初期の頃の腹腔鏡下虫垂切除術50例そして1999~2000年に施行した最新の症例50例について検討した.検討項目は背景因子として,性,年齢,WBC,手術診断であり,検討内容は手術時間,洗浄液量,術後疼痛,輸液日数,食事の摂取状況,入院日数,合併症である.手術時間は延長するが,他の点においては腹腔鏡下手術が勝っていた.開腹虫垂切除術ではある程度の頻度で必発する,治療に難渋するような腹壁膿瘍は腹腔鏡下手術では皆無であった.腹腔内ですべての手技が行われ,トロッカーを通して虫垂を取り出す腹腔鏡下手術の真骨頂である.

索引用語
laparoscopic appendectomy, laparoscopic operation, acute appendicitis

日消外会誌 34: 361-365, 2001

別刷請求先
雨宮 邦彦 〒240-8521 横浜市保土ヶ谷区岩井町215 国立横浜東病院外科

受理年月日
2000年12月19日

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