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第38巻 第5号 2005年5月 [目次] [全文 ( PDF 677KB)]
症例報告

閉塞性黄疸で再燃した急性リンパ性白血病の1例

篠藤 浩一, 大島 郁也, 有我 隆光, 木下 弘寿, 吉村 清司, 尾崎 正彦

横浜労災病院外科, 同 消化器病センター

 症例は38歳の女性で,黄疸を主訴に当院内科で急性リンパ性白血病の治療を受け外来観察中であった.超音波検査で膵頭部の腫瘤を指摘され精査加療目的で入院となった.CTで膵頭部および肝十二指腸間膜に認められた不整低吸収域が閉塞性黄疸の原因であると考えられた.臨床経過より白血病の腹腔内再燃も考えられたが確定診断に至らず急性胆嚢炎を併発したため開腹手術を施行した.胆嚢体部および底部は壊死を起こしており胆嚢摘出術を施行した.さらに,リンパ節の術中迅速組織診でリンパ由来の悪性細胞と診断された.その後,白血病に対し化学療法を施行したが皮膚転移,髄膜播種へと進行し術後約1年で死亡した.

索引用語
leukemia, obstructive jaundice

日消外会誌 38: 516-520, 2005

別刷請求先
篠藤 浩一 〒222-0036 横浜市港北区小机町3211 横浜労災病院外科

受理年月日
2004年11月30日

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