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第39巻 第4号 2006年4月 [目次] [全文 ( PDF 365KB)]
症例報告

間欠的TPNを導入した短腸症候群の1例

佐野 渉, 知久 毅, 岡本 佳昭, 野島 広之, 田代 亜彦

上都賀総合病院外科

 残存小腸が短い短腸症候群に対しては高カロリー輸液が適応となるが,症例により残存小腸の長さが異なり,経口摂取における吸収率も異なるため栄養管理が複雑となり不適切な栄養管理となっている症例もある.症例は45歳の男性で,上腸間膜動脈の血栓症に対して手術施行され短腸症候群となった.残存小腸はトライツ靭帯から20 cmの空腸と回腸末端から7 cmの回腸となった.経口摂取可能となったものの,高カロリー輸液を減らすと栄養指標が悪化するため,栄養評価をして高カロリー輸液の至適輸液量を決定し,同時に社会復帰のためcyclic TPNを導入し在宅中心静脈栄養(home parenteral nutrition;HPN)に移行した症例を経験したので報告する.

索引用語
cyclic total parenteral nutrition, home parenteral nutrition, short bowel syndrome

日消外会誌 39: 498-502, 2006

別刷請求先
佐野 渉 〒322-8550 鹿沼市下田町1-1033 上都賀総合病院外科

受理年月日
2005年10月19日

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