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第39巻 第12号 2006年12月 [目次] [全文 ( PDF 732KB)]
症例報告

魚骨穿通による肝膿瘍の1例

水沼 和之, 中塚 博文, 藤高 嗣生, 中島 真太郎, 板本 敏行, 浅原 利正

呉市医師会病院外科, 広島大学大学院先進医療開発科学講座外科学

 魚骨穿通による肝膿瘍の1例を経験したので報告する.症例は53歳の女性で,右上腹部痛,発熱を主訴に紹介入院となった.肝膿瘍(S6)の診断にて経皮的膿瘍ドレナージを行ったが,腹部CT,腹部超音波検査にて線状陰影を認め異物刺入が疑われた.手術にて魚骨が十二指腸より肝臓へ穿通したことによる肝膿瘍と診断した.魚骨穿通による肝膿瘍はまれな疾患であるが,腹部CT,超音波検査を行い線状石灰化像を確認することが重要であると考えられた.

索引用語
hepatic abscess, fish bone

日消外会誌 39: 1811-1815, 2006

別刷請求先
水沼 和之 〒737-0056 呉市朝日町15-24 呉市医師会病院外科

受理年月日
2006年4月26日

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