一般社団法人日本消化器外科学会

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胃の病気

胃がん

胃がん

 胃がんの手術治療はさまざまありますが,基本的には病巣を含めた胃とその周囲のリンパ節を取り除きます.
 代表的な手術療法は,胃の約3分の2を切除する“幽門側胃切除術”と,胃をすべて切除する“胃全摘術”,および胃の口側を切除する“噴門側胃切除術”があります.標準的には,どれも胃の周囲に存在するリンパ節も取り除きます.
 切除する胃の大きさ,またリンパ節を取り除く範囲は,がんの大きさ,リンパ節転移の有無などによって決まってきます.

幽門側胃切除術

 胃を切除した後に,食べ物の通り道を作り直します.幽門側胃切除術の場合は,残った胃と十二指腸または空腸と縫いつなぎ合わせます.
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胃全摘術

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 胃全摘の場合は,食道と空腸でつなぎ合わせ再建します.
 

噴門側胃切除術

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 噴門側胃切除術の場合は,食道と残胃を吻合します.施設によっては,その後食道への逆流防止のために噴門形成を追加したり,食道と残胃との間に小腸によるパウチを置く方法もあります.